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スクフェス新潟登壇の裏側をkotoneさんに聞いてみた🦄

来週末6/20,21はいよいよ、スクフェス大阪ですね。そこで今回は、スクフェス新潟に登壇した、エンジニアのことねさんにその裏側や登壇を続ける理由等を聞いてきました。

スクフェス仙台のプロポーザルの締切も迫っているので、参加や登壇に迷っている方や、そもそも「スクフェスって何?」「エンジニアの登壇活動ってどういうものがあるの?」と思っている方の参考になると幸いです。

*スクフェスとは、正式名称を「スクラムフェス」という、全国各地で開催されている、スクラムの初心者からエキスパート、ユーザー企業から開発企業など、立場の異なる様々な人々が集まって、ギャザリングするイベントです。一般の人でもプロポーザルを出し、採択されることで、登壇して発表することができます。

"きっかけ"はエンジニア全員参加のRSGT

スクフェスには福岡、新潟と2回続けてプロポーザルを出して登壇しているのですが、きっかけは2023年1月に社内のエンジニア全員で参加したRSGTでした。そこで初めて、アジャイルのカンファレンスというものに触れました。

RSGTで質問するkotoneさん

その会場で色々な方を紹介していただいた際に、2023年3月頭に「スクフェス福岡」の実行委員長をやられていた、Matsusakiさんという方にお会いして、その際に「今年福岡で初めてやるので、プロポーザル出してみませんか?」と声をかけていただいたことが、スクフェスに参加するきっかけでした。

そこで、スクフェスの福岡にエンジニア(ほぼ)全員が参加してわかったこと ~みんなで行こうよスクラムカファレンス!~をプロポーザルとして出して、登壇したら、すごく楽しかったんです!!

その後、またアジャイルのコミュニティに参加したい!と思っていたところ、スクフェス新潟の予定を知りました。新潟では「テスト」がメインの話題で、アジャイルのテストに興味があったので、プロポーザルが通らなくても行きたいと思っていました。

ただ、新潟への旅費やチケット代は会社で出してもらえるので、ただ学びにだけ手ぶらで行くのは申し訳ない気持ちがちょっとあったというか、プロポーザルが通って登壇すればチケット代は無料になるし、会社に対しても「登壇」という形で実績を返すことで会社にも還元したいという思いもあり、新潟にもプロポーザルを出してみようと思いました。

実は福岡が終わった時点で、新潟の締切まで2週間しかなくて!急いで下書きを作って、参加するとフィードバックをもらえる会に参加して、コミュニティの人たちから助言をもらい、それを受けて修正して急いでプロポーザルを出しました。

プロポーザルが採択されると本番で登壇できるので資料作成を始めるのですが、今回は本当にギリギリまでスライドを直していた感じです。

新潟では「あなたすごい人、私ふつうの人」を乗り越える!経験をプロポーザルにしてみようというタイトルで、プロポーザルへのチャレンジを応援する内容で登壇しました。今日の取材と被る内容がありますね。

イベントに参加だけではなく、プロポーザルを出し続ける理由。

福岡で普通に参加するだけでなく登壇したのは、実は知らない人といきなり話をするのが苦手なので、普通に参加者側でいるだけだったら知っている人としか交流できなくて、チャンスが増えなくて勿体無いと思ったからです。登壇すれば人から話しかけてもらったり、チャンスが増えるので、そういった目的で登壇して、その後登壇の味を占めてしまいました。

あとは、プロポーザルを出す過程で、ワイワイする会等でアジャイルコミュニティの人との交流が持てることで、他の人の意見を聞ける機会があるのも魅力だと思っています。なので、新潟でもお話しした通り「登壇する」というよりは「プロポーザルを出す過程で得るもの」を得る機会として、イベントを活用しています。

やはり、プロポーザルを出そうとすると、普段から自分の経験や学びにアンテナを張っておく必要があるので、それによってアジャイルやスクラムに対する理解が深まるというところで、プロポーザルを利用して自分のお尻を叩くイメージです!ちなみに、"登壇"をモチベーションにしていないのは、そうするとプロポーザルが採択されなかった時にモチベーションが下がってしまうからです。あくまで、プロポーザルを書くことをモチベーションにしています。

また、参加したことで得た知識や経験を、社内にどう還元できるかというのは常に考えています。「仕事に還元してこそ」だと思って色々と考えたり動いたりした結果、参加するだけでなくプロポーザルを出して、採択されたら登壇するという行動に繋がっていると思います。

一方で、仕事への還元方法はちょっと今もまだ模索していて…「外ではこういう話があるからやろうよ!」と何でも聞いたことを無邪気に会社に持ってくるのは違うと思うのですが、とはいえ良い知見はシェアして行きたいし…迷いがあります。一番理想としては、自分が学んだことを行動で示せるようになることで、”社外の活動に参加することで、組織に良い影響を与えられる”ようなパターンが作れたら良いと思っています。

最初の一歩を踏み出すコツ

ーエンジニアの方が、プロポーザルを出して登壇する等の社外の活動の最初の一歩を踏み出す際の、コツ等があれば教えてください!

そうですね…まずはぜひ、スクフェス等のイベントに参加してみて欲しいと思います!参加することで、色々な繋がりや学びがあるものなので。

その上で、私はやりたいことを声に出して見るのが大事だと思ってみて、「プロポーザルを書いてみたい!」「登壇してみたい!」と色んなとこで言ってみることが大事だと思います。アジャイル界隈には優しいメンター気質の方がいるので、そうやって言って回ると、「じゃあ一緒に考えてみようか」という人が見つかって、最近の自分の経験等からプロポーザルが書けるように導いてもらえることもあります。

あとは、ワイワイする会に参加するのもおすすめです。他の人のプロポーザルに対するフィードバックを見たり、もし頑張って書ければ自分で書いたプロポーザルをフィードバックしてもらったりすることで、他の人とのコミュニケーションの中で自分の経験が言語化される経験は貴重なものだと思います。

「自分の経験が誰かの役に立つのかな…」という不安は当初私も抱えていたのですが、やっぱりその人が経験して変わったという一連の体験ってすごくオンリーワンだし、経験主義を大事にするスクラムやアジャイルの界隈だからこそ、個別具体的な経験を発表することは価値があると思っています。そうった視点で、新潟では発表「あなたの経験には価値がある!」という内容で発表したのですが、今改めて考えてみると、プロポーザルを書く時には周りの人に助けてもらいながら書いてきたなというのを思い出したので、とにかく周りの人と話してスタートしてみると良いと思います!

ぜひ、イベントの会場でお会いしましょう!!

今回は、エンジニアのことねさんのスクフェス新潟登壇の裏側や、プロポーザルを出すことに対する思いを聞いてきました。興味を持ってくださった方、今後も全国各地でスクフェスが開催されるようですので、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか?

6/30~7/1 @大阪

8/25~26 @仙台

9/15~16 @三河

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