見出し画像

PyCon JP 2022 ゴールドスポンサーとして初出展してきました

こんにちは。ソフトウェアエンジニアの ryo-endo です。
LAPRASでは2022年10月に開催された PyCon JP 2022 でゴールドスポンサーとしてブース出展を行いました。
実はLAPRAS社としては初めてのブース出展だったため、社内にノウハウが無くいろいろ大変だったので、今回はその舞台裏をご紹介したいと思います。同じようなブース出展される方へ役立つ記事になれば嬉しいです。

そもそもスポンサーをした背景

LAPRASのサービス開発で普段から活用しているPythonとそのコミュニティを(微力ではありますが)応援したいという気持ちと、ブース出展を通して来場者のみなさまと交流をさせてもらいたいという背景からスポンサー協賛が決まりました。

また副次的ではありますが、公募で社員2名の登壇が決まったこともあり、社内の雰囲気がPyCon当日に向けて盛り上がっていたのも良かったですね。


準備編

LAPRAS初となる技術カンファレンスへの協賛は、PR部門の大西さんを中心に全社を巻き込んで意思決定し、協賛への申込みを行いました。
こういった協賛って費用対効果で考えると判断が難しいと思うのですが、「LAPRASという組織やプロダクトにとって、コミュニティへの貢献は大事だよね」という価値観を軸に意思決定できたあたりがLAPRASらしいなと思います。

そしてそのままPR部門でブース企画まで旗振りを…と思いきや「エンジニアのみなさんに楽しんでもらえるブース企画はエンジニアメンバーで考えたほうがいいものができるよね!」という死角のない提案により、わたくしがエンジニアを代表しましてブース企画の旗振り役となりました。

こういった企画を考えるのが好きなのもあり、数日間はいろいろアイデアを考えてわくわくしていたのを覚えています。

最初のブース案 by @ryo-endo

また、エンジニアメンバーに声を掛けると数名の方が快く手を上げてくださり、無事にPyConブース準備委員会できました。ぱちぱち。
こういった呼びかけに対して「なんかわからんけど興味あるからやるよ」って手を上げてくれるの最高ですね!

呼びかけ5分で突っ込んできてくれた"よけない"nappaさん

まずは大切なコンセプト

ブース企画を考えるにあたりまず必要なのはコンセプトの決定です。
このコンセプトを背骨にして、ブースの装飾や企画、どんなメンバーにブースに立ってもらうかなどの意思決定がされていきます。このあたりはプロダクトづくりと似ていますね。

ただこういったコンセプトは空から降ってくるのを待つわけにもいかないので、無難にではありますが今期の事業方針に寄り添って「LAPRASサービスのファンを増やす」という(あとからどうにでも面白くできそうな)コンセプトに決定しました。

このコンセプトが最初に決まってたおかげで、
・エンジニアが交代でブースに立とう
・ブースに来てくださった方と会話するきっかけを大切にしよう
といったことが自然と意思決定できてよかったです。

企画は"どんな会話をしたいか"で設計する

コンセプトも決まったので、ブース企画の内容もすんなり決まるかと思いきや、これがとても大変でした。「LAPRASサービスのファンを増やす」という何でも入りそうなコンセプトを掲げたので、ブレストで出るアイデアすべてが「正解」なってしまったのです。

来場者に絵馬を書いてもらって、ノベルティは御朱印帳とお守りのLAPRAS神社を作ろう!みたいな攻めたアイデアとか。あれもこれも面白そう!ってなって決まらないまま盛り上がって終わるみたいな状況に陥ってしまいました。(これも機会があればやってみたいけど)

これでは前進しないと冷静になり、LAPRASのブースに興味を持ってくださった方とどんなコミュニケーションをしたいかを整理ました。

① こちらから声を掛けるきっかけになる
② すでにLAPRASユーザーの方が思わず立ち寄ってもらえる

「コンセプトを満たしつつ、こういったコミュニケーションが発生する企画は何か?」にフォーカスを絞ることで企画の内容を考えやすくなりました。ユースケースを明らかにするって大事ですね。

PyConブースの企画会議の様子 at Gatherオフィス

① こちらから声を掛けるきっかけになる企画
テーマを決めた「ドット投票」をすることになりました。
このシール投票っていろんなブースで見かけますが、シールを貼るだけなので参加の敷居が低くお声掛けしやすいんですよね。その投票内容から会話に広がりますし。
内容としてはベタですが、LAPRAS社は初めてのブース出展です。先人たちの知見を存分に活用させていただきます。

② すでにLAPRASユーザーの方が思わず立ち寄ってもらえる企画
こちらは僕がどうしてもやってみたかった「新機能をノベルティとして配る」に決定しました。自分ごとで恐縮ですが、どうしてもやりたいという想いを人の企画を採用するのが良いと思います。

新機能だったので当然開発が必要になります。
僕は仕様を決めただけでコードは一行も書いてないのですが、無理なリクエストに通常業務の傍ら開発してくださった増川さんありがとうございました。(デリバリーできたのが前日だったので内心はヒヤヒヤしてましたが、間に合わせてくれると信じていましたよ!)

ノベルティの発注はお早めに

企画以上に大変だったのがノベルティです。
まぁ普段からAmazonとかすぐに利用可能になるSaaSサービスに慣れていると時間感覚がマヒしていたんですよ…まさか納期に2週間もかかるなんて!
(冷静に考えたら、商品を確保して、印刷の版を作って、印刷してという工程を踏むので2週間でも早くてありがたいのですが)

9月末に慌てて決めて、急いでデータ入稿していただいたのを覚えています。入稿チェックの結果によっては納期に間に合わない可能性もあるので、ノベルティだけは早めに決めて発注してしまっておくことをおすすめします。

このあたり、自分でコントロールできること(ブース企画)とできないこと(ノベルティの制作)を区別すればもっとうまくスケジュール組めたと反省が残るところです。ブース企画で盛り上がっている場合じゃなかった。

進行管理はしっかりやろう

準備全体を通してお伝えしたいのは、スケジュールと進行管理の大切さです。あたりまえですね。はじめは「必要なもの発注して物と人がいればブースは成り立つでしょ」とお気楽に考えていたのですが、開催日に必要なものが漏れなく届いている状態を作るのは想像以上に調整力を求められるとは。通常業務の傍らブース準備という慣れない仕事にチャレンジしてくれたエンジニアメンバーのみんなには感謝しかないです。

そんな中でもデザイナーのメンバーには特に助けられました。開催日から逆算して、いつまでに入稿が必要かなど細かく提示してくださったり、入稿後に電話で納期を確認してくれるなど、彼女のおかげで無事にブース出展できたといっても過言ではなかったです。(開催の前日にキンコーズで印刷すればいいやくらいに考えていたのは内緒!)

すべての準備が終わったあとは、無事に納品されるのを願いながら配送状況の確認ページを定期的にリロードしていました。どきどき。


当日編

ここからは無事に完成したブースや企画、当日の様子をご紹介していきます。

ブース

ブースはこんな感じになりました。LAPRASの青を基調としてシンプルでも目を引くようなブースを意識しました。

投票企画

LAPRASらしく「どんなアウトプットをしてみたいですか?」というテーマで投票していただきました。
お気づきでしょうか。GitHubをオマージュしたパネルデザイン!これが好評で「草生やしていきませんか?」というセリフで会話のきっかけが生まれてていました。(ちなみにこの草シールは、フェルトでできたこだわりの手作りです)

ちなみに、取り組んでみたいアウトプットのTOP3はこちらでした🎉
第1位 個人開発 
第2位 技術記事投稿
第3位 OSS活動

多くの来場者さんに"草"を生やしていただきました。

PyConバッジ

LAPRASユーザーのみなさま向けのサービス連携企画としての新機能!
会場でQRコードを読み込みチェックインすると、LAPRASのポートフォリオにPyConロゴのバッジが表示される機能を公開しました。まさにLAPRASというサービスを活かしたデジタルノベルティの配布ですね!

名前の横にPyConのロゴが表示されます

多くの方にその場のQRコードを読み取っていただきバッジをゲットしてもらいました。

ノベルティ

なんとか納期ギリギリで作ったノベルティはこちらです。

ノート

LAPRASノート

PCクリーナー

PCクリーナー

ステッカー

LAPRASステッカー

ノベルティの中ではPCクリーナーが非常に人気でした。普段使いのイメージが湧くけど自分じゃ持ってないというのがポイントですね!
(逆にノートは使う機会がますます減っているようで….ごにょごにょ)


ブース来場結果

結果的に、LAPRASのブースには2日間で200名を越える方にお越しいただきました 🎉

LAPRASで転職された方
LAPRASの選考を受けた方
同じく出展されていた企業の方
様々な方々と交流させていただき嬉しかったです。

ブースに参加したLAPRASエンジニアの感想

普段はオンラインでサービスをご提供してることもあり、直接ユーザーのみなさまの声を聞けるのはとても嬉しく学びの多い時間でした。もっとみなさまにワクワクしていただけるサービスをこれからも提供していきたいです!
多くの方に来ていただき本当にありがとうございました!

ご来場ありがとうございました!集合写真

最後に、準備から当日の様子をエンジニアnappaさんが撮ってくれたダイジェストムービーでどうぞ!(一部オフショットも入っておりますがご愛嬌ということでご容赦ください)


LAPRASはいろんなカンファレンスに登場します

今回のブース出展を通して、来場者であるエンジニアのみなさまの声を多く聞くことができました。やはり社外に飛び出して会話をし自分たちの想いを伝えたり、考えを共有するのは大切な時間ですね。

ということで、LAPRASはこれからもエンジニアコミュニティへの参加を継続してきます。他のカンファレンスやイベントなどにも協賛していきたいと考えていますので、楽しみにしていてください!



LAPRASでは、一緒に働くエンジニアを募集しています。
エンジニアのキャリアアップやコミュニティへの貢献に事業を通じてチャレンジしていきませんか?少しでも興味を持っていただけた方は、ぜひこちらをご覧いただけると嬉しいです↓

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
今後もLAPRAS BACKBONEで発信を続けていきますので、是非アカウントのフォローや記事への「いいね」をよろしくお願いします!

<この記事を読んだ方へのおすすめ記事>

<LAPRASのサービス紹介>


この記事が参加している募集

オープン社内報

PMの仕事

みんなにも読んでほしいですか?

オススメした記事はフォロワーのタイムラインに表示されます!

noteの更新情報やお知らせ等を発信しています。是非、フォローをお願いします。