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LAPRASの社長交代の裏側を直撃!創業者と新CEOの本音を聞き出してみた

みなさん、こんにちは。
LAPRAS BACKBONE編集長の大西です。
2/1(火)にLAPRASは代表の交代を発表しました。
(プレスリリースはこちら

LAPRASの前身となる株式会社scoutyを創業した島田さんから、染谷さんへと代表がバトンパスされました。そこで、プレスリリースでは語りきれなかった代表交代の背景や二人の想いなどの裏側を聞きました。

退任する島田さん(左)と新任 代表取締役 CEOの染谷さん(右)

ーまず代表を交代することになった背景や経緯を聞かせてください。

島田:一言でいうと、会社が自分が最も価値の出せるフェーズを越え、次のフェーズを迎えている中で、代表としてもっとバリューを発揮できる人にバトンタッチしたいと思ったからです。自分はどちらかというと「0→1」を得意とするタイプの人間なのですが、会社は「0→1」フェーズを抜け出して、「1→10」や「10→100」のフェーズを迎えようとしていました。そんな中で、ホラクラシーという仕組みのおかげで代表に依存せずに事業が回る体制ができていましたので、「もっとこれからのフェーズでバリューを出せる人にバトンタッチして自分はある程度離れてもいいかな」という気持ちがあったんですよね。

とはいえ、どうするかは結構悩んでいたんですが、そういう悩みをもった中途半端な状態で経営し続けるのも良くないなと思って自分から交代を打診しました。

ー 次の代表に染谷さんを推したのはどういう想いがあったのですか?

島田:まず第一にこれからの成長フェーズで自分よりもドライブ力を発揮できる人というのが条件でした。その上で、染谷さんはCOOとして事業を牽引していて、事業や人のマネジメント力も高いという部分はわかっていたことが大きな理由です。

もう一つの大きな理由としては、事業の数字を追えるタイプの人は、会社のミッションとかビジョンなどの企業理念に興味がない場合もありますが、染谷さんは数字を追う姿勢がありつつも、ミッションにかなりこだわれるタイプの人で、ミッションに関して議論をよくしていました。目指すものの具体化や、ミッション変更のプロセスを一緒にやっていましたね。金儲けすることではなくて最終的にLAPRASのミッション実現に強い想いがある人に委ねたかったのでこのポイントは重要でした。染谷さんのような人がいてくれて、代表交代を実現させてくれたことに感謝しています。

ー 代表交代の打診を受けたときの気持ちは?

染谷:社内の体制としても、事業推進は自分が担っていて権限移譲や役割分担が進んでいたので代表としての役割を担うことについて不安はなかったのですが、今のタイミングで打診されるとはあまり想像していなかったので、そこは驚きではありました。

ー 代表を引き受けようと思ったのは?

染谷:使命感ですね。LAPRASが転職というもののあり方を変えていかないと、転職が今以上に良いものにならないと思ってます。転職体験を今よりも格段に良いものにしてやろうという視座で事業づくりをしているのはLAPRASがNo.1だと勝手に思っているので(笑)

あとは、代表交代について社内メンバーに一人ずつ1on1で伝えたり、全社オフサイトでも共有会をしたりしたのですが、社内メンバーが理解を示して支持してくれたのも大きかったですね。

ー どのような過程で代表交代が決まって行ったのですか?

染谷:代表交代を受諾してからは、株主の方々と協議しながら、どのような交代の仕方であれば、それが実現できるのかを詰めていきました。

代表を引き受けるにあたって、この2つは絶対しないということがありました。それは、「LAPRASの未来を毀損すること」 と「社内のメンバーが不利益を被ること」です。細かい調整に関しては、CSOの太田さんも間に入ってくれて、折り合いをつけながら一つ一つ決めていきましたね。

島田:そうですね。あと、染谷さんも言っていましたが、社内メンバーには1on1で全員に直接話をして説明しました。さらに、全社オフサイトの時にはみんなで意見を言い合うダイアログもやったので、そこで新しい体制でやるぞ、という一体感が生まれたので良かったと思っています。

ーどのような会社にしていきたいですか?

染谷:LAPRASはこれまでホラクラシーを導入して、裁量を一人ひとりが持ち、意志決定をしていく分散型・分権型の組織づくりを行ってきました。非常に優秀なメンバーが揃っている今の組織に合っていて、働きやすいのだと思います。今後もこの組織のあり方を強化して、さらに「みんなの会社」にしていきたいと考えています。

事業で言うと、サービス開発に注力していきます。今はありがたいことにこれまでにない速さで「LAPRAS SCOUT」を導入して頂く企業が増えて、企業とエンドユーザーとのマッチングによる面談数・採用数も増えています。

ただ、LAPRASが目指すものはもっと高いレベルなので、サービスはまだまだ改善すべき点ばかりです。そのため、エンジニア組織を拡大させますし、先端技術を活用してR&Dも進めていきますので、ぜひ今後のLAPRASのサービスを楽しみにしていてほしいと思います。

事業の展望について語る染谷さん(右)

ー 島田さんは、個人としては今後何をしていく予定ですか?

島田:今回で自分は代表取締役を退任し、今後はLAPRASの株主として、できる限りの支援をしていきたいと思います。その上で、まっさらな状態から一人の起業家として新しいチャレンジをしていきたいと思っていて、ありがたいことにLAPRASメンバーもそれを受け入れてくれました。まだ事業内容などが詳細に発表できるわけではありませんが、Web3・クリプト・メタバースといった領域に可能性を感じていて、それらの技術を使って人々がより自由になれるバーチャルな世界を作る、といったことに関心をもっています。

※島田さんのより詳しい個人の活動については、島田さんのブログにて掲載されています。

ー LAPRASは今後どうなっていくと思いますか?

島田:端的に言うと、今までより勢いをもって成長していくと思います。染谷さんはこのフェーズにおいて自分よりもドライブ力をもって会社と事業を引っ張っていける存在だと思いますし、組織も新体制になることでむしろ熱量が高まっている状態です。引き継ぎ自体は昨年から始めており、自分も内部から新しい体制のLAPRASを見ていたのですが、新体制になったことで改めて組織に勢いがついたと感じます。実際、登録者数や導入社数等の実績も好調なので、今回の交代は良い判断になったと思っていますし、新体制のLAPRASは今後も勢いをもって伸びていくと思います。

ー 最後に、お二人からLAPRASを応援してくださるユーザーやお客様に一言メッセージをお願いします。

島田:この度は、突然の代表交代で心配されている方も多いかもしれません。ただ、実態としてはそれほど大きな変化はないのでご安心ください。LAPRASのサービスも会社として目指していく方向性もこれまでと変わりません。

むしろ、事業が成長している中で、これまで以上にサービスの改善や開発を進めていってくれます。「LAPRAS」も「LAPRAS SCOUT」も、「LAPRAS CAREER」も、もっともっと良いサービスにしていきますので、引き続き、応援して頂き、様々なフィードバックを頂ければ幸いです。

染谷:体制は変わって一つの節目を迎えましたが、今後より一層LAPRASは成長していきます。サービスはまだまだ至らない部分はあるかもしれませんが、今全メンバーで改善しています。今後続々と「LAPRAS」や「LAPRAS SCOUT」などのサービスをアップデートしていきますので、引き続き応援していただけると嬉しいです。これからのLAPRASにぜひご期待ください。

二人で最後に固い握手

いかがだったでしょうか?
二人に交代の経緯や裏側を赤裸々に語っていただきました。
今日から新体制でLAPRASがさらに良いサービスを提供するために走り出します。どうぞこれからもよろしくお願いします。

◆新代表 染谷さんのnoteとTwitter

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