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LAPRAS技術力スコアの年間チャンピオンエンジニアにスコアアップの秘訣を聞いてみた

こんにちは、LAPRAS BACKBONE編集長の大西です。
あっという間に今年も3ヶ月が過ぎようとしてますね。
(気づけばもう桜がこんなに咲いてることに衝撃を受けてます…笑)

4月から入社、異動などで新生活という方も多いのではないでしょうか?
そんな新しいスタートの4月ということで、心機一転、新しいことへのチャレンジを後押しするために今回の記事をお届けしたいと思います!

エンジニアのキャリアマッチングプラットフォームの「LAPRAS」では、インターネット上で公開されているアウトプット基づいて評価したLAPRAS SCOREという指標があります。中でも、技術力スコアがエンジニアのレベルを判断する指標として見られています。
(LAPRASについてはこちらをご覧ください。)

その技術力スコアは、アウトプットの成果によって変動していて、LAPRAS社では定期的に技術力スコアの上昇幅が大きなユーザーさんを表彰しています。そして、2021年の年間大賞をこのように発表しました。

この中で、2021年のヘビー級チャンピオンである@TaKOBKiさんに今回特別にインタビューさせていただきました。1年間で3.82から4.16へとスコア上昇を達成した@TaKO8Kiさんの素性と秘密に迫りました。


大西:この度は年間大賞おめでとうございます!まず最初に@TaKOBKiさんのプロフィールを教えてもらえますか?

@TaKO8Ki:はい、今は神戸大学に通っていまして、情報系ではなくて市民工学っていう英語では"Civil Engineering" 分野の勉強をしています。なので、コンピューターサイエンス関連の勉強は個人的にやったりだとか、働いている中で学んだことがほとんどです。

個人的なプログラマーとしての活動は、RustでOSSを作ったりだとかRust. Tokyoのカンファレンスで自分で作ったRubyのバージョンマネージャーを発表したりだとか。最近だと、gobangというデータベースマネージャー作ったりでOSS周りの活動がメインかなと思っています。

大西:え?学生さんでしたか!予想してなかったので驚きです。市民工学という工学系の学部ではありながらもOSS開発やられているのは、何か親和性があるんですか?

@TaKO8Ki:特に何か親和性があるからとかではなくて、元々のきっかけは、個人開発とwebサービスの開発をしたいなと思ったからです。
質問箱みたいな個人でも作れるレベルで、いろんな人が使えるものを作るのが楽しそうだなと思ったのがきっかけで始めて今に至るという感じです。

大西:へえー面白いですね。どうして個人開発やwebサービスの開発に興味を持ったんですか?

@TaKO8Ki:漠然とそういうのが作れるんだなというのはありながら、Twitterとかで個人開発メインでやってる人とかを見て、楽しそうだなと思いました。

大西:プログラミングとかは小さい頃からやられてたんですか?

@TaKO8Ki:いや、特にはやっていなくて。一度やってみたいなと高校の時くらいに思ってちょっと触ったことがあったんですけど、結局長続きせずに、大学2年の頃とかから始めたという感じです。

大西:大学2年からで、2年ほどでここまでのレベルってすごいですね!

@TaKO8Ki:なんか特別やっていたわけじゃないけど、個人開発が好きっていうのはあったと思います。最初はわかりやすいRailsみたいなところから入って、わりと日本語で情報もあったりしたので基本的に楽しくできてました。

大西:一番最初に作ったのはどんなものか覚えてますか?

@TaKO8Ki:Qiitaに上げてるものが最初ですね。今は動いてはないんですけど、これが最初でした。

Twitterで何人かリツイートもしてくれて。

なんか、今まで感じたことのない感じがしました。ものづくりをして誰かに買ってもらうだとか使ってもらった経験がなくて、こういうことを最初にしたので。Twitterとかで感想もらえるというのはモチベーションになると気付きましたね。

大西:これまでいくつかの会社でエンジニアとして働かれたりもしているようですが?

@TaKO8Ki:そうですね。大学2年のプログラミングを始めたタイミングでインターンに行き始めました。割と大きめの企業でチーム開発をちゃんとするとか、QAエンジニアがちゃんといるようなところは初めてだったので、そういう開発の一連流れを経験できたのがよかったと思います。

そんな流れで、SaaSの開発をしたいなと思って、京都のマネーフォワードさんにいきました。オープンにインターン募集してなかったので、他のWebサイト経由で面談できるリンクを見つけて申し込みました。そこがきっかけで面接っぽいことをしてインターンするようになった感じです。その時に個人開発が武器になったと思います。

大西:Rustのコミュニティでも色々とやられてると思うんですが、そこに行き着いたのは個人的な興味があったんですか?

@TaKO8Ki:OSSやりたいなっていうのが入り口で、インターンで知り合った人の中にRust好きな人がいて、その人の影響でRustのライブラリを作るようになっていった感じです。Rust好きな人同士で話すのが楽しいし、割と濃いアウトプットを発表している人も多いので、こういうのもあるんだって見られるのは楽しいですね。イベントに行く回数も増えました。

大西:活動量が多いですよね。その結果、技術力スコアはかなり伸びていてすごいんですが、昨年の1年で活動が増えたりとか変化があったりしましたか?

@TaKO8Ki:OSS活動として開発する時間が増えたかなと思います。GitHubに活動の記録が残るので、それにリンクして急にスコアが上がったのかなと思います。あとは、元々Webサービスを作ってたような時間をOSSに回したような感じですかね。

大西:gobangのレポジトリもスター数とか結構多いのですが、アウトプットで気をつけていることはあるんですか?

@TaKO8Ki:OSSを作るだけでもいいんですが、できればブログにするなり、登壇発表するなりをした方が自分がやったことが整理できたり、色んな人に知ってもらうことができるので良いのではないかなと思っています。
コミュニティで投稿するなどしたらスターが伸びるので、それがまた次に作ろうというモチベーションにもなります。

◆@TaKO8Kiさんのポートフォリオ(https://tako8ki.notion.site/

あと、アウトプットを外に出すことでフィードバックをもらえることが大きいです。何を作るにしても自分が欲しいなって思ったものを作るようにしてるんですけど、とはいえ自分だけじゃなくて色々な人が触っても便利なものを作ってるつもりなので、自分一人では見えない改善点などのフィードバックがもらえるのがOSSのいいところですね。

この春から就職して企業で仕事をしますが、OSS活動は続けていきたいと思っています。

大西:なるほど、仕事もしながらOSSもやっていくんですね!そこまでこだわるOSSの魅力は何でしょうか?

@TaKO8Ki:まず、アウトプットがわかりやすく見えること。そして世界中の人と一緒に開発ができることだと個人的に思います。

大西:なかなかOSSとか個人開発をやりたいと思っているけど、続けられなかったり、一歩踏み出せないという人もいると思います。そんな方々に向けて最後に一言お願いします。

@TaKO8Ki:シンプルに何か自分が興味あるものに貢献するというのが続けやすくて良いと思います。

大西:いやー、さすがヘビー級チャンピオンでした。これからの活躍を楽しみにしています。ありがとうございました!


いかがだったでしょうか?
(僕はインタビューしながら自分の学生時代が恥ずかしくなりました。笑)

TaKO8Kiさんは、アウトプットの量はもちろん、登壇したりコミュニティで発表するなど届ける努力もすることで、またモチベーションになるというサイクルが回っているのだと思いました。

あとはフィードバックを素直にありがたく受け取る姿勢というところも素敵でした。まさにこれがチャンピオンたる所以ですね。

4月は何か始めるには良い季節ですので、意識的にアウトプットに挑戦してはいかがでしょうか?

LAPRAS BACKBONEでは今後も気になるエンジニアのインタビューをお届けしていきたいと思います。

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