履歴書一枚で判断される社会を変えたい。LAPRAS創業社長の想い
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履歴書一枚で判断される社会を変えたい。LAPRAS創業社長の想い

メンバーへの取材を通じて会社の背景や各メンバーのルーツをご紹介するLAPRAS BACKBONEですが、今回は代表の島田に、幼少期からLAPRAS創業(当時はscouty)までの経緯や、設立時に抱えていた想いについて語ってもらいました。

思いついたらとりあえず手を動かして作ってみる「Engineer spirit」や「LEAN action」と、友人たちが就職していく中で感じた「ミスマッチに対する想い」は、今のLAPRASのプロダクトや会社のビジョンに繋がっています。

その名の通り、島田さんとLAPRASの「BACKBONE」をお届けします。


パソコンのフリーゲームからエンジニアリングの世界へ

生まれは北海道札幌で、幼稚園から高校まで仙台で育ちました。

幼少期といえば、小学校2年生の時に親がパソコンを家に買ってきて、そのパソコンで遊んでいました。
普通その年頃だと、家庭用のゲーム機とかで遊ぶ人が多いですが、自分はパソコンの個人開発で作られたフリーゲームをやっていましたね。
ゲームをインストールするときにファイルの解凍の仕方を学び、チートな値を出すために開発のパラメーターをいじったりして遊んでいました。

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そうやって遊ぶうちに、「ゲームを作りたい」と思い、「N88 BASIC」という言語を触り始めて、そこからエンジニアリングにハマりました。
中学生で「100匹以上のモンスターと一緒に冒険する」という、どこかで聞いたことのあるようなゲームを作りました。ちなみに、そのゲーム「ブリードキング」は、フリーゲームサイトで現在も公開されています。https://www.freem.ne.jp/win/game/1577

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その後、兄の影響も受けて、中2でPerlでSNSを作ったのですが、公開したもの地元の友達100人くらいを入れて終わりました。

とりあえず興味を持ったら深く考えずに手を動かして、集中して作ってしまうまでは良いのですが、完成したらそこで満足してしまう。
その後のリリ-スまでの細かい調整が面倒だと感じるのは、割とエンジニアあるあるだと思いますが、当時の自分はまさにそういった性格でした。

京都、イギリス、起業

その後、高校ではWebデザインに興味を持ち、京都大学に進学しました。
大学ではコンピューターサイエンスを学びつつ、フリーランスとして数社Webページのサイトを作っていました。この時に興味を持った写真は、今でも趣味でやっています。

プログラミングとデザインって一見対極にあると思われがちなのですが、創作活動としての根底は同じなんですね。
この点については語ると長くなるのですが、自分のバイブルである「ハッカーと画家」という本に詳しく買いてあるので、是非読んで欲しいです。

その後大学を卒業して、一旦はベンチャーキャピタルで働いていたのですが、その後スコットランドのエディンバラ大学の大学院に修士号を取るために留学しました。

当時は機械学習の中でも特に、自然言語処理や「人間がどうやって"概念"を理解するか」といった点に興味があったので、それを生かしてアプリケーションを作りたいという気持ちがありましたね。

さらに当時、ディープラーニングがブームになっていたこともあり、自分が興味を持っていた分野に世間的にもスポットライトが当たったことで、より深掘りたい気持ちが出てきました。
加えて、アメリカやイギリスは授業の質が高く、学ぶのに良い環境だという話をいろんなところから聞いて、受験の結果、最終的にエディンバラ大学に留学しました。

実際にイギリスに行ってからの生活は、とても面白かったです。学生の半分は留学生なので、日本の大学にありがちな「単位を取ればOK」という雰囲気は一切なく、起業したい!人生を変えたい!というハングリーな人たちが多くいました。

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宿題の量も半端じゃないのですが、熱心な人が多いので、当時は寮に住んでいて6人全員国籍が違うルームメイトたちと一緒に、ものすごく勉強して、夜は飲み会して、しっかり潰れて、みたいな学生生活でした。

大学院を卒業した後は、アカデミックよりはストレートにアプリを作るようなことがやりたいと思い、イギリスで在学中に起業することを決めました。

確か将来の夢が、小学5年生の文集では「科学者」、小学校6年生の文集では「起業」と書いてあったくらい、「起業する」というのは昔から持っていたビジョンでもあって、逆に「就職する」という選択肢が自分の中になかったので、自然な流れで起業しました。

"scouty"誕生


起業すると決めてから、年末年始の休暇を利用してサービスを作り上げました。

当時は22時まで大学院の宿題をして、午前2時くらいまでプログラミングをして、それを1ヶ月くらい続けて、一人で元となるシステムを作り切りました。サービスができたので、そのままイギリスにいながら、日本で法人を設立しました。

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やはり、細かく考える前に手を動かして作ってしまうんですよね。今だったら、もう少し対象者やニーズを絞ってから開発するのですが、当時は本当に開発が楽しくて、作っていたら、できたという感じでした。

履歴書一枚で判断される社会を変えたい

当時のサービスが今の「LAPRAS」や「LAPRAS SCOUT」に繋がるのですが、「人材のマッチング」に着目したプロダクトになったのは、実際に就職していく友人たちを見て、自分が「キャリアのミスマッチ」を感じていた影響が大きいと思います。

例えば、自分から見ても非常に技術力がある友人が、大手企業に入って、ひたすらエクセルと戦っている。デザインやライティングが上手く、ブログを書けばバズるような友人が、広告代理店で最初は若手として「下積み」をすることになる。

もちろんそのキャリアが絶対的に悪いという訳ではないのですが、そこにはミスマッチがある気がしてました。彼らには、もしかしたらベンチャーで1年目からバリバリと実力を発揮するという選択肢があったかもしれない。履歴書以外に書いたコードやブログの記事を見てもらえれば、より良いポジションのスカウトがきたかもしれない。でも、実際には、履歴書一枚で判断されて、最善とは言えない選択肢に辿り着くことになります。

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同時に、当時の自分も「こういうベンチャーはどう?」「フリーランスとして働く選択肢もあるよ」といういくつかの軽いアドバイスはしたのですが、人間は自分が知っている選択肢か紹介できないため、人によるキャリアマッチングの限界を感じたことが、今の”Matching Tech”への想いにつながっています。

WEB上の公開情報の可能性を信じる

友人たちがより良い選択肢に辿り着く方法として、システムによりマッチングの可能性を広げるために、当時辿り着いたのが「公開されているWEB情報から個人のProfileを作る」という方法です。

一般的な就職活動だと、履歴書や職務経歴書で最初の選考を行いますが、履歴書等で表現できる情報には限りがあります。一方で、例えばデザイナーの友人がこれまで書いてきたブログやイラストは、その友人の努力の跡としてWEB上に蓄積されている訳です。

WEB上の公開情報を上手く集約し活用できれば、例えば昔描いたイラストからデザイン力が、ブログの記事から文章力が、個人開発したプロダクトのコードから技術力が分かるかもしれない。書類だけでは分からないその人のスキルが採用活動で使えることで、次に友人たちが転職するときには、もっと良い選択肢を探せるようになるかもしれない、と考えました。

さらに、いろんな人のデータを蓄積すれば、何らかの形で各自の能力が数値化され、可視化されることで、究極には自分で応募することなく、企業側からオファーが届くことで転職ができるかもしれない。
そのような、転職体験自体を大きく変えてしまう可能性が公開情報には秘められており、その体験を実現するために作ったのが、現在のLAPRASにつながる”scouty”というプロダクトです。

現在も当初想定していたような形にはまだまだ辿り着けていないのですが
「本人はミスマッチと思ってなくても、実はより良い選択肢があるのであれば、最善の選択肢を届けたい。」
「今までの転職活動の体験を変えてしまうような、マッチングエンジンを作りたい。」
という、当時の”思い”が、今のLAPRASやLAPRAS SCOUTといった製品にも生かされています。

LAPRASの未来

また、日本では一般的に「仕事は辛いもの・我慢してお金を稼ぐもの」という価値観が当時あり、それを将来的にマッチングシステムで解決したいという想いもありました。

自分にとってはLAPRASを作った時も、学生時代にWEBページを作った時も、小学校の時にゲームを作っている時も一緒で、「楽しい」ことが仕事になっていたので、遊ぶように仕事をする感覚でした。

そのため、マッチングシステムが最善の選択肢を届けることができた結果として、世の中のあらゆる人が、自分が楽しいと思えることを仕事にできるようになるといいなと。

辛そうに仕事をしたり、お金のために仕事をするのではなく、自分が楽しいことを仕事にできるような世界が、マッチングシステムによって実現できて、みんなの人生が豊かになると、さらに良いと思っています。

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LAPRAS株式会社公式note「LAPRAS BACKBONE」です。 「届くべき機会を届ける。」をスローガンに、すべての人に最善の選択肢が届く世界を目指しています。エンジニアや採用担当者に向けて仕事に対する考え方やキャリアの作り方で役立つような内容をお伝えします。