LAPRAS BACKBONE
インプットしてから動き出す。 「面白い」を仕事にするエンジニアのキャリアの作り方とは?
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インプットしてから動き出す。 「面白い」を仕事にするエンジニアのキャリアの作り方とは?

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今回は、LAPRASのソフトウェアエンジニア兼スクラムマスター endoさんのキャリアをご紹介します。チームの中で自分の立ち位置を悩んでいるエンジニアの方のご参考になると幸いです。

<endoさんの略歴>
組込みソフトウェアメーカーのエンジニア、Web系のエンジニア、スクラムチームの立ち上げなどを経験後、LAPRASへ入社し現在スクラムマスターとして活躍中。

ゲーム開発に夢中だった小中学生時代

幼少期は人口1万人ちょっとの小さな町で育ちました。ものづくりが好きで、プラモデルを作ったり、図画工作をする時間が大好きでした。

小学生の頃に父親が新発売のWindows95を買ってきたのがプログラミングを始めたきっかけです。Windows95でゲームをしているうちに自分でゲームを作ってみたい気持ちが芽生えて、工作するような気持ちでプログラミングを始めました。作ったゲームを友達にやってもらうのがすごく楽しかったです。
まわりでコンピューターを持っている友達がほとんどいなかったので「遠藤くんってコンピューター詳しいよね」と言われるようなアイデンティティーも確立したことも後押しして、コンピューターを使って学ぶことに夢中になっていました。

高校や大学ではアカペラに熱中していて、コンピューターに没頭する時間は少なくなりましたが、知り合いのアカペラのグループのウェブサイト作成を頼まれたり、学生の頃のアルバイト先のホームページのメンテナンスを手伝ったりと、中学校までに培ったコンピュータのスキルをベースにまわりの役に立つことをしていました。

自分の性格としては「広く浅く」のタイプです。「RPGをレベル99まで上げて行くぞ!」というようなタイプではないです。1つのことにのめり込める方がうらやましいですが、苦手意識なく色々なところに目を向けていけるのは強みだと思っています。

新卒で組込みソフトウェアメーカーのエンジニアに

就職活動を始めた当初はゲームを作りたくて、ハル研や任天堂を受けましたが、残念ながらご縁がありませんでした。一方で、子どもの頃から「もの作り」が好きだったこともあり、自然とコンピューターのエンジニア業界の方に足が向いて行きました。メーカー系の会社をいくつか受けて、インクジェットプリンターの組込みソフトウェアを作る会社に入りました。

新卒の頃は、機械や電気のエンジニアの方たちとやりとりをしながら仕様を決めてソフトウェアを作っていました。
実際にインクジェットプリンターの試作品を渡され、新しい製品をどのように動かしたいかの仕様を一緒に考えて、実際に動かしていくような「ものを作る」経験が分かりやすくできて楽しかったです。

製品が壊れた時は大変でした。電気屋さんがプラスマイナスを逆に接続していて、モーターを回したら変な方向にふっ飛んでいって謝罪したり(笑)
Webのエンジニアとは違う難しさや、トラブルがあってすごく勉強になりました。
品質に関するところやプロセス面で、最初にメーカーというきっちりしたところに入れたのは自分のプラスになったと思っています。

インクジェットプリンターは世界中で何百万台も売れますが、何か致命的なことが起こるとリコールになってしまいます。当時は、ソフトウェアをWiFiでアップデートすることもできない時代だったので、品質に対してや、開発終盤での変更に対してのシビアさへの意識づけがすごくされました。

メーカーにいた当時はWebのエンジニアになることは考えていなかったです。「THE もの作り」みたいなハードウェアがあってソフトウェアを作る会社でスキルを磨いてキャリアを積んで行けたら面白そうだなと思っていました。

そのため、最初に転職した先は、メーカーの子会社でした。
その会社ではWindowsのアプリケーションを作っていました。ある程度アプリケーションが作れるようになってきたタイミングで、企画から関わりたいとか、自分が作ったものに対してユーザーからフィードバックを受けたいという気持ちが湧いてきました。

大きなメーカーだと部署がしっかりと分かれていて、役割が分担されています。職能で分かれているのは悪いことではないんですけれども、自分も企画やお客様からフィードバックを受けられるところに携わりたいという気持ちが強くなり、メーカーを飛び出してWeb系のベンチャーに行くことを意思決定しました。

Web系のベンチャー企業に転職

従業員が100人程のベンチャー企業の1部署でWebの開発をする会社に転職しました。事業部の人数が5〜6人のところに入ったので、やることがたくさんありました。
自分でコードを書くだけでなく、メルマガを作って送ったり、請求をするシステムをメンテナンスするなど業務は多岐に渡りました。

メーカーの時と比べて一番大きな変化は、「自分たちで何を作って、それをいつどのタイミングでお客様に届けるか意思決定する」ということでした。

メーカーの時は、意思決定してくれてる人たちがいたおかげで楽ができていたことに気づき、「意思決定を自分たちでやる面白さはあるけど、難しさもすごいある」というのがWebのベンチャーに移った時の感想でした。責任がかなり増えましたね。

Web系のベンチャー企業は自分にかなり合っていました。
自分ができることがものすごく広がり、大変だけど「まだ自分がやったことがないけど、やりたいと思うもの」が目の前にたくさん広がっていることにワクワクして仕方がなかったです。

また、オープンソースソフトウェアの事業を仕事にできたのも面白かったです。日本でオープンソースで稼いでいる事業は稀なので、あまりない環境でWebエンジニアとしてスタートすることができました。

スクラムマスターになったきっかけ

スクラムマスターになったきっかけは、3社目の上司がスクラムやアジャイルのようなスタイルでの開発をやりたくて、一緒にやる仲間を探していたことでした。

前職でスクラムマスターされていた頃の遠藤さん

実際に自分がスクラムマスターをやるイメージは持たずに入社したのですが、プロジェクトを進行する際に、メーカーにいた頃にやっていたようなWBS(作業分解構成図)を作成して計画通りにやっていくことに疑念を持っていて、もっと違う方法でやっていきたいなという気持ちがありスクラムの実践にチャレンジしようという機会につながりました。

ありがたいことに外部のアジャイルコーチが入ってくださり、2人3脚で教えていただきながらスクラムの実践がスタートしました。

新しいことをするなら、ちゃんと専門家を呼んできちんとしたやり方を会社にインストールするべきだと思います。
例えば、LAPRASもホラクラシーを導入していますが、ホラクラシーの表面上のルールを真似てなんとなくプロセスを回していっても、それっぽくはなるけどうまくいかないことが多いです。やはり、ホラクラシーの元になっている価値観とか考え方とかを真に理解していないと、自分たちで応用していったり、状況に合わせて適切なプラクティスを採用したりみたいなことは難しいと思います。

スクラムの実践はどうだったかというと、自分の中では「スクラムを極めた」とは言えず、スクラムについて知れば知るほど奥が深いな、自分はまだまだだなという世界でした。

LAPRASとの出会い

3社目には5年勤めたので、そろそろ環境を変えてみたい気持ちがありました。また、スクラムの実践をもっと別のチームでやってみたいなと思い、転職を決意しました。

スクラムマスターを1度お休みして開発者に軸足を戻していこうと思っていたので、コーディングの試験を受けてLAPRASに入社しています。

でも、実際にLAPRASの社内を見てみたら、自分のスクラムマスターとしての経験やノウハウが必ず役立つであろうことが転がっているのが見えて、このチームに対してバリューを出していけるのはコードを書くことではなく、チーム作りやスクラムマスターとしての振る舞いだと気づきました。そこでバリューを出していく方が絶対上手くいくし面白そうだな、と思ってLAPRASでスクラムマスターをしています。

LAPRASのメンバーは、変化していくことに全然抵抗がなく、プロダクトを良くしていこうという熱意も持っているし、コミュニケーションが取りやすいメンバーで、技術力も持っています。
ガチガチにWBSを作成して開発するよりも、スクラムやアジャイルの価値観で開発していく方が絶対に良いアウトカムができるなと確信しました。

(コードを書く現場から距離を置くことに対して不安などはなかったのですか?という質問に対して)
コードを書く現場から少し離れてチームを支える立場に行くことに抵抗はありませんでした。
元々自分のやりたかったことは、コードを書くことだけではありませんでした。プロダクトを作ってエンドユーザーさんから嬉しいフィードバックをいただいたり、これは自分たちが作ったプロダクトなんだと胸を張れるものをやりたいなと思っていました。

自分の強みを生かして、自分がごきげんに働いていけるのはスクラムマスターのようなサーバントリーダーとしての関わり方だなと思っています。

一歩踏み出す時に大事にしてきたポイントは?

自分が「楽しい」と思えることを優先してきました。
お金のためとか生活のためというのも、もちろん大事だけど「年収が下がったとしてもWeb業界に行ってみよう」とか自分の心地いい環境や働き方に妥協はしなかったです。

自分が「楽しい」と思えることに妥協はしない

「ここに行ってみたい」という気持ちだけでなく、Web業界に行く前に色んな勉強会に参加してみたり、Webの技術に触れてみたり。
「面白く働けそうだ」という実感を持ってから、一歩を踏み出したのが上手く行った秘訣だと思います。

今後も世の中が変わってゆき、スクラムマスターの次の役割に行くことがあるかもしれないですが、「楽しそう」だと感じることや、手や足を実際に動かしてみて面白く働けそうな実感をもった上で選択をしていけるようなキャリアとか人生の歩み方をしていけると良いかなと思っています。


今回はメーカーのエンジニアからWebベンチャーのエンジニアに転身後、当時の上司に声をかけられスクラムマスターにチャレンジし、その後ソフトウェアエンジニアエンジニア兼スクラムマスターとして活躍されている遠藤さんのお話を聞いてみました。

遠藤さんはエンジニアだけでなく、他のチームや会社全体のチームビルディングにも尽力されていたり、大阪からリモートで働くメンバーという側面も持っているので、是非合わせて他の記事も見ていただけると嬉しいです!

また、LAPRASでは現在、一緒に働くエンジニアメンバーを募集しています。興味を持っていただいた方はぜひお気軽にお声かけください!

 また次回、別のLAPRASメンバーのキャリアをお届けできればと思います。ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

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